2014年5月7日水曜日

摩擦

最近ね、自転車の錆を落とす作業をしたときにふと思った事。

少し前まで海のそばにすんでいたので、私の自転車は錆だらけだった。
タオルとか金たわしとかで掃除し始めていくと
こすり合わせ、摩擦する事によって、アルミが磨かれ錆が落ちていく。
その時に肉体も同じだな〜って思った。
ヨガのアーサナで筋肉をほぐし、関節を動かしてより可動域が取れるように磨いていく。
乾布摩擦して皮膚とタオルを擦り、摩擦をたてて循環を戻す。
 アーユルヴェーダだとガルシャナ(絹の布で摩擦)して老廃物を落とし、身体に輝きを与える。
仕事だってさ個性と個性の適度な摩擦があるから創造性が湧いたり、
無限に広がる可能性や発想が出てくるんじゃないかな〜って。
新しいもの作るには古くなったものを摩擦する必要があるんだよね。
少し痛みや、悲しみ、苦しみ、耐える事、我慢する事、頑張る事ってあるかもしれないけど、
少しづつ、少しづつ、
一歩づつ、一歩づつ

心も磨かないと、自分のフィルターが曇っていたら、他者の受け方も曇って見えちゃうよね。

友情だって恋愛だって適度な摩擦がないと同調して合わせるだけ。
そんなところに本当の絆って生まれないと思うし、ギブアンドテイクのような循環は出来ていないよね。
まるで雨が降って水たまりが出来て、その水たまりが蒸発しないでずっと雨を独り占めしているみたい。
同調ではなく、協調するって大事だな〜って。
互いの意見を言い合って、わからないものはわからないけど

それからどうやって受け容れて協力し合っていくか
それを考えたり、話し合ったり、その過程が楽しいんだろうね。

摩擦。。。。
奥が深いな。