2013年3月13日水曜日

忘れては行けないこと。



宮越 由貴奈 (小学4年生)

命はとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかなくなる
電池はすぐにとりかえられるけど
命はそう簡単にはとりかえられない
何年も何年も
月日がたってやっと
神様から与えられるものだ
命がないと人間は生きられない
でも
命なんかいらない。
と言って
命をむだにする人もいる
まだたくさん命がつかえるのに
そんな人を見ると悲しくなる
命は休むことなく働いているのに
だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう


由希奈さんは精一杯生きてこの詩を書いた四ヶ月後にガンでお亡くなりになったそうです。

こう言う出来事に触れると
忙しさを理由に、何だか見て見ないふりをし、
なんでも簡単に手に入る世の中だから、
本当に大切なこと、生き方を忘れてしまっている事に気づく。

ある本で見たけれど、
今の日本人は健全ブーム。
その作者は数年ぶりに日本に帰って来ると、健康思考のレシピブックやエクササイズ本が確実に増えたと。そしてワイドショーでヨガしたり、CMなんかでも多く使われていたと。

人は自から病気になりたくて、病気になる様な事はしないはず。
ただストレスや疲れから手を伸ばす事もある。
ではどうしたらよいか?
どう生きたいのかを明確にしていく。
ヨガの教えでは、
智慧と気づき、目覚めがあれば苦悩はなくなると

今日はどんな生き方が出来るかな〜

2013年3月11日月曜日

ダライラマからの言葉


We have bigger houses, but smaller families;
more conveniences, but less time.
私達は大きな家を持つようになったが、家族は小さくなった。
利便性は増したが、時間は減った。

We have more degrees, but less sense;
more knowledge, but less judgement;
more experts, but more problems;
more medicines, but less healthiness.
私達は多くの資格を持つようになったのに、良識は減り、
知識は増えたが、判断力に欠けるようになった。
多くの専門家がいるのに、問題は増え続けている。
薬は豊富になったが、健康が減っている。

We’ve been all the way to the moon and back,
but have trouble crossing the street to meet the new neighbour.
私達は月まで行って帰って来ることができるようになったのに、
新たな隣人に会うために、道を渡ることが困難になった。

We build more computers to hold more information,
to produce more copies than ever,
but have less communication;
私達はたくさんの情報を保管するために多くのコンピューターをつくり、
いつにも増して多くのコピーを作成するのに、
コミュニケーションは減っている。

We have become long on quantity,
but short on quality.
私達は、すべてにおいて分量を重視しつつも、
その質を重んじることを軽視するようになってしまった。

These are times of fast foods,
but slow digestion;
Tall man, but short character;
Steep profits, but shallow relationships.
昨今はファーストフードの時代だが、
消化はスローになり、
身長は伸びたのに、人格が劣るようになった。
利益は増したが、人間関係が希薄になった。

It is a time when there is much in the window,
but nothing in the room.
それは、外枠の“窓”が充実していても、
部屋の内側に何もない時代である。

His Holiness
the XIV Dalai Lama
ダライラマ14世